私が精神的不調に陥ったのは、
2014年10月でした。
ということで1年が経ったわけであります。
なんだか早かったのか遅かったのか
分からない年月の過ぎ方でした。
ただ必死に不調を治したい一心で、
それに向かって走る日々でありました。
そしてこの1年を通して
いろいろな思いをして
考え方も変わった部分もあります。
少し思い返してみようと思います。
スポンサードリンク
2014年10月
私にとって人生で一番つらい時期でした。
常に不安感を感じ、
とてつもない恐怖感に襲われることも度々ありました。
生ける屍、生き地獄、
生きているのがこんなに辛いと思ったことはありませんでした。
それまでも、仕事や恋愛で落ち込むことはありましたが、
それとは違うなんというかコントロールできない不安感でした。
その時、私は1年後、いや1か月後は生きていないだろうと思っていました。
何か気持ちを抑えてくれる薬を一刻も早く飲みたいとも思っていましたし、
いっそ死んで楽になりたいとも思っていました。
しかしそこで栄養療法を選び、
1年後の今そこそこ元気になり生き延びています。
つらい時期を乗り越えられて今があることに
なんだか不思議な感情です。
うれしいとかではなく、信じられない気持ちです。
よく生きてたな・・・位な感じです。
でもつらい時期を支えてくれた家族と、
諦めないでくれた自分自身に感謝したいです。
1日を不安を感じることなく過ごせることが、
どれだけありがたいことなのかを初めて知りました。
具合が悪くなったことで、
何気ないことを普通にできることに
幸せまではいかないですが
よかったなぁと思う感じです。
幸せまでいかないのは、
時間をかけて徐々によくなってきたからなのかなと思います。
できなかったことがある日突然できたら
すごい喜びを感じるのかもしれません。
時間をかけてゆっくりと回復してきているので、
どうも辛い時期の感情をだんだんと忘れてきてしまっています。
健康な時はあたりまえにできていたことが、
不調に陥ってからはそれができなくなりました。
健康を失ってから初めて気づきました。
失ってから気づくものばかりです。
健康にしても人に関してもですが、
すべてのことが限りあるものなのだなと思いました。
何事も、ある日突然失ってしまう可能性がある。
失わないように努力していても
失う日は突然やってくるかもしれません。
できるだけ後悔が少なく済むように、
周りの人にやさしく接し
素直な気持ちを表現し
やりたいことはなるべく一生懸命に、
これからはそんな気持ちで
毎日を過ごして行けたらいいなと思っています。